

はじめまして!
スイーツコンシェルジュ1発合格者のアルジです。
本業では起業アドバイザーや大学の出張講師をやってました~。
今回はこんな人に読んでほしい合格体験記を書いたよ!
・パティシエみたいな肩書がほしい
・製菓学校に入らずに製菓を学びたい
・スイーツの基礎を学びたい
・製菓店で働きたいけど無資格で自信がない

今回は「製菓学校に行かずにスイーツ関連のお仕事がしたい。」と考えている方に向けて、スイーツコンシェルジュ受講体験をまとめました。
「製菓衛生師の資格を今から目指すのは無理だけど、スイーツに関わる仕事がしたい。」
今もし、あなたがそう思っているならこの記事を通して、ほんの少しだけ力になれるかもしれません。
なぜならば、僕もそう思ってこの資格を受講したひとりだからです!
資料請求する一歩が踏みだせず、3ヵ月以上も悩みましたし…畑違いのジャンルだし家族に何言われるかとビクビクしつつ、勇気を出して資料請求しました。
新しいことを始めるとき誰もが通る道ですね。
この体験記がスイーツ業界に携わりたい人、仕事の選択肢を広げたい人の参考になれば幸いです!
受講するか悩んでる人に一番伝えたいこと
実際にスイーツコンシェルジュに合格した僕の体験記を読むことで、これからあなたがスイーツコンシェルジュ講座を受講する前に考えるべきこと・知っておくといい情報をまとめていきます。
資格取得までの道しるべに使ってください。
ネットで拾い集めた情報ではなく、実際に自分で受講しないとわからなかったことや
気づいたこと、考えたこと、直接問い合わせてわかったことなどを主に共有しますね。
「実際スイーツコンシェルジュってどうなのよ?」僕自身も飛び込むまでわからないことだらけでした。
スイーツコンシェルジュを受講したきっかけ
「ただスイーツが好きなだけ」よりも、学んだ証がほしかったんです。
このサイトを運営しながら、スイーツライターとして世の中においしいケーキを紹介したり、実食レビュー活動をしています。
ケーキの案内をする上で、スイーツの知識をもっと極めたかったのが受講のきっかけです。
スイーツは好きだけど、「あくまでも食べるのメイン。ネット上でスイーツの案内ができればOK」そんな目的を持つ僕の考えにちょうどマッチしたのがスイーツコンシェルジュでした。


自称スイーツ好きから、基礎知識を身につけることでワンランク上の称号を得ることができるし、「コンシェルジュって響きがカッコいいかも!?」と呼称のよさに惹かれたことも否定はしません(笑)
受講前に調べたこと
- 独学 vs 通信教育(ユーキャン)どっちがいい?
- 短期間で合格する方法(最短でどれくらいで合格できる?)
- 資格取得後のスイーツコンシェルジュの世界を知る
▼スイーツコンシェルジュの費用や、受講方法などの概要は過去記事へ
スイーツコンシェルジュを学ぶ前に知りたいこと
まずはスイーツについて基礎学習をする必要があります。スイーツ初心者がスイーツコンシェルジュをめざすなら、2つの学習ルートがあることがわかりました。
【独学する】か【ユーキャンの通信講座】です。
さて、どっちを選べば良いでしょうか?
それぞれメリット・デメリットがあるので次でお話ししますが
製菓の勉強をしたことがある人・普段からテキスト学習に慣れている人は【独学】でサックリ試験を受ければ良いですし、
スイーツ初心者で楽しんで学びたい人は【ユーキャンの通信講座】がオススメです。


それぞれの受験スタイルをみていきましょう。
《方法1》参考本で独学、最寄り会場のPCで受験する


独学で受験する人はこちらのJ-Testing(ジェイテスティング)公式サイトから受験申し込みを行い後日おうちに届く教材テキストで学習します。
J-Testingは資格試験の申し込み~受験が行える総合サービスです。
全国47都道府県にある会場のPCで、申し込んだ資格試験を受けることができます。
独学受験のメリット
・資格取得までの費用が安い(試験&テキスト付)


独学受験のデメリット
・申し込み時点で、会場と試験日を決める必要がある
・会場まで行かないと受験できない


スイーツコンシェルジュが未知の領域なので、テキストが届いて少し勉強を開始した上で受験日を決定できれば良かったんですが、受験日を先に決める必要があります。(試験を予約をする必要がある為)
どんな勉強・試験が待っているのか、情報がないのがネックです。
「どれぐらいの難易度なのか?」「どれぐらいの勉強量が必要か」
この点が受験日の予約前に確認できないのが一番のデメリットでした。
他にも独学がしにくい理由をまとめるとこんな感じです。
- テキストが届くまで不安 → 学習の難易度がわからない
- 試験対策の情報が少ない → サポートがないため学習量でカバーが必要
- 不合格・再試験の沼出費 → 不合格のたびにお金がかかる
- 受験日から逆算して学習する → 急な予定変更に弱い


独学をする上での一番の問題点は、自己管理と、問題につまずいた時に教えてくれる人や、相談相手がいないことです。
しかも試験日に向かって逆算しながら間に合うように学習する必要があります。
独学って自分との戦いじゃないですか…無理ぽ。
社会人になってすぐに、福祉住環境コーディネーター2級という資格を独学でとったことがあるんですが、その時に仕事と独学の両立かなりしんどいなぁ~と感じていたので今回は独学をパスしました。
はい、次!
《方法2》ユーキャンの通信講座を受講し在宅試験を受ける
ということでユーキャンのスイーツコンシェルジュ講座の資料請求をして、
数日で資料が届きました。
こちらのバナーから無料資料を取り寄せできます。


届いた資料の受講スケジュールを確認して驚きました。
この時点ではあくまでもモデルスケジュールなのでイメージを掴んだ程度ですが「受講開始した時点でゴールが見えてる!」そんな感覚でした。
僕の33年間の人生で、通信講座を受けるのは初めての経験なのでワクワクしました!
ちなみにユーキャンの受験費用は39,600円とお高めですが、どっちにしても
独学も最低15,000円はかかるので、それなら楽しんで学べる方がいいかなと思います。
もう1ランク上の【アドバンス】は、ユーキャンの講座には無いので、アドバンスまでとりたい人はベーシックを合格した後に、更に独学で知識を広げてJ-Testingで受験する流れになります。
僕としては、アドバンスもいずれとりたいと思っているので、
学習環境が整ったユーキャンでしっかり基礎固めすることにしました。


ちなみに僕の場合は8月5日に申し込めば、モデルスケジュールに沿った5ヵ月の学習で、12月中に資格がとれそうだということがわかりました。
年内に資格をとってしまいたかったので、スケジュールを見て迷いが消えた気がします。「よし、じゃあ年内にとるか~」と重い腰がようやく上がりました。
合格までの予定の組み方や流れがわかれば、あとは専用テキストで学習あるのみ。
もし、あなたが〇月頃までにスイーツコンシェルジュを取得したいなと考えているなら無料資料をとりあえず請求してみると良いですよ。
今後の都合がつけやすくなるし、どんな勉強をするのか分かりやすく書いてあり、これを見るだけでもマジで一気に現実味がわきます。
受講する・しないはその後に考えても全然問題ないですよ。
スイーツコンシェルジュは役に立たない資格なのか?
ユーキャンの公式サイトも見たし、資料請求もして大体の内容はわかったけど
「スイーツコンシェルジュってとる価値がある資格なのか?」
あなたも僕と同じで、ここを一番の疑問に思っているのではないでしょうか。
僕もここの部分が気になって、長い間悩みながら徹底的に情報集めをして受講に至りました。
◆申し込み前に調べたスイーツコンシェルジュの情報
※少し長くなりますが、体験記②で後ほど詳しく解説していきます
- ユーキャン公式サイト
- 日本スイーツ協会公式サイト
- Yahoo!知恵袋
- Twitterのハッシュタグ検索
- インスタグラムのハッシュタグ検索
- ユーキャン問い合わせ電話窓口
- ユーキャン無料資料請求
個人的にはYahoo!知恵袋でスイーツコンシェルジュの受講について悩んでいる相談者と、回答者のやりとりが印象的でした。
みんな同じこと気にしてるんだな~と共感しつつ自分なりに考えていきました。
調べていくと「就職には全く役立たない資格だよ」というネガティブな人がチラホラ。
「実際に資格をとった人も後悔してるのかな?」この辺が気になっている人は多いと思うので、質問に答えさせていただきますね!


スイーツコンシェルジュのベーシックは教養やスキルアップ系の資格なので、この資格があれば仕事に就ける、就活で有利になるというタイプの資格ではありません。
だけど、どんな資格でも役に立てらるかどうかは資格をとった本人の動き方次第ではないでしょうか?
スイーツコンシェルジュ資格をもったことで「自分をどうアピールするか」、「どこでどのように強みを発揮するか」資格自体の性質よりもそっちの方が重要だと思います。
マイナスな側面ばかり気にするよりも、プラスに動かすことを考えましょう!


最後は自分の気持ちを優先しよう。
デメリットよりメリットの方が大きいぞ!
スイーツコンシェルジュ(ベーシック)の学習内容
・第1章 スイーツの分類
・第2章 基本の生地とクリーム
・第3章 製菓材料と特性
・第4章 世界の銘菓とスイーツ文化
・第5章 洋菓子用語
スイーツコンシェルジュ検定は、ベーシック、アドバンス、マスターの3段階に分かれておりベーシックは誰でも受験できます。
※以前まではスイーツ検定と呼ばれていましたが、2015年10月30日からスイーツコンシェルジュ検定に名称変更されています。資格自体は同じです。
スイーツコンシェルジュを目指す理由は?
そもそも自分スイーツコンシェルジュになって何がしたいのか?
この辺の取得する目的を整理してみると良いですよ。
資格をとるのはあなた自分自身なので、自分が主体的に「スイーツコンシェルジュになったらこんなことがしたい」と思える小さな希望1つあればそれで十分OKです!
ちゃんと調べてみると、実際しっかりお仕事に活かしている方も結構多いです。
特に近年は副業ブームですから、スイーツ×〇〇〇のような合わせ技の
専門性のある人材の需要は高まっているので大チャンスです!
そういう意味では、「仕事に就くための資格」ではなく、「仕事を広げる・深めるための資格」と捉えてみれば、自分が求めている資格なのかどうか判断しやすくなると思います。
スイーツコンシェルジュの先輩たち
スイーツコンシェルジュの資格をどのように生かしているのか、先輩方のきっかけや、働き方のお話がとても参考になるのでご紹介します!
日本スイーツ協会公式サイトで他にもインタビュー記事を読むことができるのでぜひ見てみてくださいね。
先輩方も、僕たちと同じテキストで勉強して受験し、スイーツコンシェルジュになられたんですよね!
遥か彼方を歩くまるで月とスッポンのような憧れの存在です。
さて。試験合格後の僕たちはこれからどうしていけばいいんだろう?
次はそこを考えていきましょう。
スイーツコンシェルジュ合格後の活動は?
試験に合格したら、日本スイーツ協会に会員登録し、入会費を払って入会完了です。
これで念願のスイーツコンシェルジュの称号が使えるようになります。
各自、自分たちで活動を自主的に行っていくのですが、会員同士の交流の機会は現在はあまりなく、基本的には個人活動がメインです。
過去の催しもおそらく首都圏で開催されているので、地方に住んでいる人の参加はなかなか難しそうですが
最近ではYOUTUBEやインスタをうまく使ってスイーツコンシェルジュとしての発信活動ができるので、その点は時代の追い風が吹いてると思います!
ついでに言うと、僕も受講しはじめた頃から「スイーツ協会の会員になってからがスタートだ」と自分に何度も言い聞かせています。


合格がゴールじゃないぞ!はじまりなんだ!
年会費は毎年いくらかかるの?
スイーツコンシェルジュ(ベーシック)の年会費は登録費込みで
初年度は1万5,000円を納めます。
2年目からは更新代として、10,000円になります。
1年に1度、日本スイーツ協会(スイーツコンシェルジュ資格の運営元)に会費を納めることで資格を維持できます。
入会は任意なので、会員にならなくても受験自体は可能ですが、入会しない場合や年会費を払わない場合「スイーツコンシェルジュ」の名称は使用できません。
更新を行わなかった場合は、ホームページや名刺のロゴ使用もできなくなります。
だからこそ年会費を払うなら、スイーツコンシェルジュとして積極的に活動しないともったいないですし、資格の価値を最大限に活かすように行動した方が良いでしょう。
そうすることで年会費を払ってもおつりが返ってくるぐらいの働きができるはずです。
僕の場合は、協会が主催する年に数回の催しを待つだけよりも、自分のペースでできる活動をメインにしたかったので、今のスイーツライターのコミュニティ運営をはじめました!
スイーツコンシェルジュに向いている人・向かない人
資格をとって仕事を成功させている人の共通点
TwitterなどSNSで見かけるスイーツコンシェルジュ合格者には大きく分けて2パターン存在します。
①趣味、教養を深めたくて受講した人
②仕事に活かしたくて受講した人


どっちも大事なのは合格後の「活かし方」だと思うよ!
スイーツが好きなこと・知識をもっていることを
あなたの個性に変換させられるかがカギになるね♪
- スイーツコンシェルジュ×お菓子教室の先生
- スイーツコンシェルジュ×芸能活動
- スイーツコンシェルジュ×ウェブライター
- スイーツコンシェルジュ×インスタグラマー


このように他の職との組み合わせることで、スイーツコンシェルジュの専門性をうまく活かしてお仕事されています。
資格をただ所有するだけでは、資格コレクターになっちゃうので
「資格とっても意味ないですよ」って言われるんでしょうねー。
ここに気をつけましょう!
スイーツコンシェルジュの合格までの学習期間


ユーキャンのスイーツコンシェルジュ(ベーシック)は3冊の専用テキストで
学習を行い、初期は5ヵ月の受講を目安にモデルスケジュールが設定されています。
テキストで勉強したことを添削課題の問題を解いて、全4回提出します。
復習用のマークシート問題を解き、回答用紙を郵送で提出するだけなので簡単!
郵送方法や受講のルールなどは、テキストと同梱で送られてきたユーキャンのガイドブックに手順が書いてあるので必ず一度目を通してから学習に入るようにしましょう。
勉強のやり方次第ですが、自分のペース次第で提出物をちゃっちゃと仕上げて素早く提出することで、合格までの期間を短縮できるので、卒業前など急いでとりたい人にも向いていると思いますよ。
さらさら~っとテキストを読んで、穴埋め式で試験問題のポイントだけをしぼって勉強する方法だったら1ヵ月もかからないと思います!
僕の場合は約1ヵ月で合格通知を受けました。
提出課題と最後のテストも1発合格してスムーズに進んで約1ヵ月です。
学習時間は週4日×1回2時間ぐらいで、約1ヵ月かかりました。
在宅ワーカーさんや、学生さんは比較的自由な時間がとりやすいので頑張れば頑張っただけ早く資格取得できます。
標準スケジュールは無理なく進められるように、学習時間を長めに見積もられています。
提出課題をテンポよく提出していけば5ヵ月もかかりません。
テスト勉強の習慣がついている学生さんだったら1週間あればテキスト1冊は余裕で読み終えられると思いますよ。
おすすめの勉強方法


・ノートに書いて覚える
実際に届いたテキストで学習してみた感想は、「海外生まれのスイーツは名前が長くてむずかしい!呪文みたいで覚えられる自信ないんだが…。」
そんなときはひたすら書くのみ。
スイーツの絵と特徴を書いてみたり基本的にこの方法で頭に詰め込みました。
見た目は悪いけどこんな感じで必ず家ではノートに書いて学習していました。


・食べて覚える
スイーツは文章で説明するとイメージが沸きにくいですよね。
海外の色々なスイーツについて学ぶので、どんな味なんだろう?と思うスイーツは積極的に食べてみるのがおすすめ。
僕の楽天ROOMにテキストに登場する世界のスイーツをまとめながら通販で買って食べながら覚えました。
5感全てを使って覚えると記憶に残るし食べることで、リアルな食感や風味まで説明できるようになる最強の学習法!(お金かかるけどおいしいのでOK)


・添削課題とWebテストを活用する
知識がついてきているのか確認するのに便利なのが
添削課題(マークシート形式)と、ユーキャンの「学びオンラインプラス」の中のWebテストです。
Webテストは任意なのでやらなくても問題ないですが、スキマ時間の勉強にかなり使えます。10問のミニテストなので、5分ほどの空き時間があればチャレンジできますし、
添削課題の問題とほぼ同じなので、試験前の復習だけでも必ずやっておきたい内容でした。
外出中の空き時間が活用できて便利ですよ!間違えた問題の解説までチェックできるので、苦手問題を見つけるのにも使えます。




スイーツライターとして在宅でお仕事を頑張ってみたい方、ぜひご応募ください。
スイーツレシピが書ける方や、スイーツのレビューができるスイーツコンシェルジュ認定会員さんを優先させて頂いております。
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