
冷凍ケーキを
綺麗に解凍する方法

冷凍便でケーキが届いたよ♬
|
解凍スタートは食べる時間で決まる
8時間解凍の早見表(冷蔵解凍)
食べたい時間 | 8時間を目安に解凍する | 解凍開始の時間 |
6時00分 | 前夜 22時 | |
7時00分 | 前夜 23時 | |
8時00分 | 当日の深夜24時 | |
9時00分 | 当日の深夜1時 | |
10時00分 | 当日の深夜2時 | |
11時00分 | 当日の深夜3時 | |
12時00分 | 当日の朝4時 | |
13時00分 | 当日の朝5時 | |
14時00分 | 当日の朝6時 | |
15時00分 | 当日の朝7時 | |
16時00分 | 当日の8時 | |
17時00分 | 当日の9時 | |
18時00分 | 当日の10時 | |
19時00分 | 当日の11時 | |
20時00分 | 当日の12時 | |
21時00分 | 当日の13時 | |
22時00分 | 当日の14時 | |
23時00分 | 当日の15時 | |
24時00分 | 前日 16時 | |
1時00分 | 前日 17時 | |
2時00分 | 前夜 18時 | |
3時00分 | 前夜 19時 | |
4時00分 | 前夜 20時 | |
5時00分 | 前夜 21時 |
冷蔵庫でじっくり解凍します(夏季は8時間/冬季は10時間を目安)
ケーキ平面のイラストを綺麗に保つうえで、最も大事なことは
ケーキを急激な温度差をつけて解凍しない・完全に溶かしきらないことです。
一定の温度(冷蔵庫など)で徐々に溶かしてゆき、ケーキの中のフルーツが半解凍(シャリシャリしている)ぐらいのときが、最もケーキのイラストが美しく見えるタイミングです。
解凍が進むにつれて繊細なデコレーション部分がにじんだり、崩れやすくなります。
【手順】ケーキ到着からケーキカットまでの流れ
1. 箱を開封し、ケーキやイラストが崩れていないか確認する2. 冷凍ケーキの側面のフィルムを剥がす
3. 解凍開始まで冷凍庫で保管する
4. 冷蔵庫へ移して解凍する(食べる8時間~10時間前)
5. テーブルに並べる・ケーキカットする
【留意点】ケーキを解凍する前に必ずやるべきこと
【手順1】 |
【最重要】保護フィルムとシートを剥がす

【手順2】
解凍する前に、作業がしやすい冷凍状態の間にケーキから厚手のフィルムと薄いシートを忘れず剥がしましょう。
冷凍なのでフィルムにほとんどクリームがつかず綺麗に剥がせます。
ケーキカット直前にフィルムを剥がすと、溶けて柔らかくなったクリームが剥げるので見た目が悪くなってしまいフィルム周りが悲惨なことになります。
また、冷凍庫でしばらく時間調整する場合は、その間にケーキに冷凍庫臭が移る可能性があるので、フィルムで保護したままにしておいた方が良いケースもあります。
その際は、冷蔵庫で解凍を行うタイミングで処理するようにしてください。
『冷凍』と『冷蔵』を使い分ける
【手順3】
《前日など早めにケーキを受け取った場合》
ケーキを受け取ったら、すぐに冷凍庫に入れてください。
すぐにフィルムを剥がして解凍をし始めると解凍のタイミングが早すぎるので、いったん冷凍庫で寝かせておきます。
食べる時間の8時間前を目安に冷蔵庫へ移して解凍しましょう。
また、ケーキのサイズによっては、冷凍庫の空きスペースに余裕がないなんてこともあるので、作業がもたつかないように事前にスペースを確保しておきましょう。

(例)冷凍庫の高さがギリギリの場合
【手順1】と同様、凍ったままのケーキからフィルムを全て剥がして保管するか、
余分なフィルム上部の高さをカットして側面に貼り直します。イラストがある上面とくっつかないようにラップで保護します。
手描きイラストを綺麗に解凍するコツ
【手順4】食べる時間の8時間前を目安に解凍開始
必ず冷蔵庫に移して、解凍してください。
冷凍庫から急に室内で常温解凍を行うと、急激溶けてしまい氷部分から一気に水分が出てしまうので、短時間で無理に解凍せず冷蔵庫でゆっくり時間をかけます。
特にイラストはチョコペンで描いています。
チョコレートは水分に弱いので、文字が潰れてしまったり、イラストの輪郭線から着色がにじむ現象が起きやすいので要注意です。
➡過去記事に解凍の失敗談(画像つき)を載せているのでご参考くださいね。
『見た目重視』 or 『味重視』 で解凍具合を調整する
【デコレーションの美しさを重視する場合】
「少し早すぎたかな?」と思うぐらいの半解凍状態でテーブルに運びます。
ケーキを囲んで10~20分ほど、自然解凍をしつつ溶け具合を見ながらケーキカットするので、イラストやデコレーションが一番美しい状態でお披露目できます。
ケーキを並べて記念撮影をしたり、会話を楽しんでいる間に、少しづつケーキの中まで溶けてよい感じになるので、テーブルに置いてから食べ始めまでに時間がかかりそうな場面でも対応しやすいです。
【味を重視する場合】
時間をかけてしっかり解凍することをオススメします。
冷凍ケーキで最も溶けにくい果物の層に冷凍ケーキ特有のシャリシャリ感が残りやすいので、人によってはひんやりしたスポンジや果物の冷凍食感に違和感をもつ方がいるかもしれません。
気になる場合は解凍時間を長くしてしっかり溶かしてください。ケーキの表面もしっかり溶かすことになるので、イラストが滲んだり、形が崩れてしまう原因にもなるのでその点を注意しつつ食べる頃合いを見極める必要があります。
- こんな方法で満足度UP!
僕がよく使う手段なんですが、「ケーキのお披露目(半解凍ケーキを見せる)」と「ケーキを食べる」の一連の流れを、あえて2回に分断することで、
それぞれ最適なタイミングでテーブルに出すことができるよ。

見せるときは、半解凍
食べるときは、全解凍だね。